完成!「おとな未来パビリオン」その1


構想発起から足掛け3年、ようやく今村大祐のセカンドアルバム「おとな未来パビリオン」のマスター音源が完成しました。
完成を記念して、プロデューサーの視点から制作を振り返ってみたいと思います。

今村から「セカンドアルバムを作りたい」という話を聞いたのが、たしか、ファーストアルバム「ウシミツドキ」のリリースから約1年ほど経過した2013年の夏ぐらいのこと。とても意欲を見せる今村に「それじゃやってみようか」と、今回のプロジェクトがスタートしたわけです。

前作の「ウシミツドキ」は、独特の気持ち悪い今村ワールドと奴の持っていたジャズの世界をプロデューサーとしていかにぶち壊すか!?wという事を命題に、毎度毎度、制作現場で今村と悪ノリしながら作った結果、唯一無二の世界観を醸し出す作品に仕上がって、セールスこそさほどでもないものの、小林未郁さんや椎名純平さんなどのミュージシャンや業界関係者からはとても高い評価をいただく作品となり、その続編を作るのは非常にハードルの高い作業になることは予想するに難くないことでした。

制作の進行スタイルは前作と同じく、今村が元になる曲のデモを持ってきて、そこから良さそうなものを選んで、自分がアレンジの叩き台を作って、レコーディングに参加してくれるミュージシャンの感性を織り交ぜて完成させていくという形。

ところが、やはり異様な完成度の高さと孤高の世界観を誇る前作の影響に縛られてか、今村の持ってくる曲のほとんどは前作の二番煎じのようなものばかり。なんというか、モノマネ芸人のさらにそのモノマネを見ているような感じ?w

作ってはNG、作ってはNGを繰り返し、そんな中で実は前作を作っている時から試してみたかったアイディアを発動。

「今回のアルバムのサウンドコンセプトはヘヴィメタルでいく!」

というアイディアをプロデューサーとして発動。
奴の世界観とピアノに歪んだギターサウンドを合わせたら、絶対に面白いものになる!と前作を作っていた時から考えたんだけど、それを実行することにしました。
ジャズに関して自分はほとんど門外漢だけど、メタルの世界ならある意味、主戦場。それに本来ジャズプレイヤーの今村の作品でなら、マジメなロック作品では出来ないベタなことも好き放題にやれるだろう!という、そんな期待感とともにねw

長くなったので、続きは続編でw

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