仮歌シンガー募集中なわけですが…


こちらのニュース記事でも書いていますが、AQUA CUBEでは「仮歌・ボーカルトラック制作サービス」にご協力いただけるシンガーさんを常時募集しています。
とても素晴らしい実力を持ったシンガーさんからもたくさんのご応募をいただいているのですが、”京都のスタジオまでレコーディングに来れること”を条件にしているため、なかなか即増員というわけにはいっていないのが現状です。

「なぜ自分自身による宅録ではダメなのですか?」というご質問をよくいただきます。この場を借りて、今回はそのご質問にお答えしたいと思います。

ボーカルトラック制作を自社録音にこだわるのは、なんといっても、弊社としてはこのサービスをシンガー、作家斡旋業務とは考えていない、ということが挙げられます。やはりきちんとプロデュースされたボーカルトラックを作家さんに提供したいという思いがあるからです。第三者的立場から歌唱表現などについてディレクションすることはもちろん、たとえば歌の一部をあえて別トラックで録る、とか、リピート部分を別トラックにして、語尾をその前の部分と少しオーバーラップさせるとか、はたまたコーラスパートを何本重ねるか…みたいなちょっとしたトラックマネージメント次第で楽曲の印象は大きく変わります。そうやって収録したボーカル素材で確認用のラフミックスを作成し、それをミックスの作例のひとつとして作家さんに提示する…そうすることでやっと弊社の提供するサービスとしての意義があると考えているからです。単に上手い歌をそれなりの音質で録音して納品するだけでは、長年プロデューサー、ディレクターとして歌に関わってきた自分が提供するサービスとして意味を成しません。

そんなわけで、少々高飛車ながら、シンガーさんの宅録による参加はご遠慮いただいているわけです。このサービスを単なるシンガー斡旋業務では終わらせたくないんですよ。歌を入れる作業というのは、歌ものの音楽に命を吹き込む作業にも等しいですからね。ボカロ全盛のこういう時代だからこそ、人間の歌の魅力を最大限に伝えられるボーカル制作を提供していきたいと思っています。

それこそ、東京にいるシンガーさんの歌を京都のスタジオでディレクションしながらハイレゾで録る!みたいなことがネット経由でできるようになればいいのですが、それにはまだ少し時間がかかりそうですよね。

というわけで、引き続き、ステキなシンガーさんたちからのご応募をお待ちしています!
もちろん作家さんからのご依頼も常時大歓迎ですよ!